餃子の効果的な販促とは?大事なポイントはコレ!②
2020.3.3

オリジナル餃子の餡作っちゃいます。:HOME > オリジナル餃子の餡作り職人のブログ > 餃子の効果的な販促とは?大事なポイントはコレ!②

餃子の販売促進として、販促にそもそも餃子を使うという手があります。
これは、餃子がメインの商品なのか?限定品を売りたいのか?餃子を販促アイテムをして使いたいのか?
といった考え方によって餃子の売り方・打ち出し方を考えて作戦を練ってみてください!

オリジナルを呼び水にするときのポイント


餃子で人を呼ぼうと思った時、お客さんにわかりやすくアピールするためには押さえておくべきポイントがあります。
ついつい間違えがちなポイントもありますし、知らなかった!という事実もあるはずなので、餃子を売ってお店を繁盛させるために是非知っておいてください!

分かりやすい表現で心を掴む

商品名やメニューなどどんなものにでも言えることですが、よくわからない押し出し方では失敗の元です。
例えばラーメンなら『8時間かけて煮込んだ極上豚骨スープと厳選した宗田鰹の出汁を合わせた渾身の一杯!』とか言われてもよくわかんないですよね?
ひと昔前によくあったパターンですが正直何も伝わって来ないのではないでしょうか…。
餃子も同じで『手塩にかけて…』とか『全て厨房で手作りした…』とか『一生懸命やって…』みたいな文句で伝えようとしても、お客さんには全然伝わらないんです。
美味しさを伝えて心を掴むべきところなのに、肝心の美味しさが伝わらなくてはせっかくPOPを作っても何の意味もありません。
伝えるべきことは『食べた時にどんな風に美味しいのか』なので文章や言葉の選び方を変えてみてください。
餃子が美味しそうな写真+心を掴むようなシンプルな言葉選びをしてみるといいと思います。

視覚とわかりやすさを最優先!

ちなみに人が『美味しい』と感じる際に影響している五感は、ダントツで視覚が一番と言われています。美味しさを感じるのはおよそ8割が視覚で、味覚・嗅覚は意外にも2割以下というから驚きですよね!
このことからも写真を使って人の視覚に訴えるのは重要なポイントと言えると思います。
お客様の年齢層やターゲットに合わせた言葉選び・写真・POP作りをすることで狙った客層の反応が変わってきます。販促においてはこの辺りが1番重要なので妥協は許されません!

餃子メインで利益を上げるパターン


飲食店の場合、メニューの中での餃子のポジションによって売り方も店の形も餃子の売り出し方も変わってきます。
要は餃子をメインにするのか、サブメニューで出すのかということですね。
「メインで扱って餃子で利益を出していきたい!」と力を入れていても、原価がかかってメインの利益商品にならないこともあると思います。
利益を出すには“原価を下げる・売値を上げる”というのが原則です。
なので、餃子をメインの利益商品にする場合は原価をある程度下げつつ価格を上げて、利幅をとって利益率を上げていくことになります。
利益商品にするのか、集客商品にするのか…どちらを選択するかによってスタンスが変わってくるため、この時点でしっかりと決めることが大切です。

集客商品として餃子を使うパターン

餃子を集客商品とするケースでは、メイン商品の購買につなげる呼び水として割り切って考える必要があります。この場合はある程度原価率が上がっても割り切って上手に使いましょう!
特別な餃子・限定餃子を販促の材料と捉え、どう扱っていくのか検討するといいです。
業態によっても有効なパターンが異なるため、どちらが正解ということではありませんが、それぞれ上手に戦略を組めば売り上げアップにつながります。
お店の中での餃子のポジションと利益率or集客方法…これらを見極めてトータルして動くことが『損して得取れ!』という成功へのプロセスなんですね。

オリジナル餃子で勝負するのは可能?

新規で飲食店を始めたいと思ったとき、オリジナル餃子で一発当てたい!と考える方もいると思います。
しかし現在の飲食市場はジャンル問わず飲食店の数は飽和状態です。人口は減少傾向にあり、高齢者が増えていく…状況はこれからも変わってくるでしょう。
また最近の若者は『酒離れ』が進んでいるため、お酒を飲みに行く機会が少なく、外食費として使う金額も減っています。飲食離れが進行していると言えますね。
なので、今までと同じ感覚で闇雲に飲食店を始めてもオリジナル餃子に限らず成功する可能性は極めて低くなっていると思います。
そんな背景を把握しておくと、専門店としてやっていくことが成功への近道だとわかってきます。ただし!何のノウハウもなく商売を始めるのは危険です。経験を積んで情報を得ることを怠っては成功はないと思うので、情報収集や実務経験を重要視するのをぜひ大切にしてください。
フランチャイズを利用するのもいいでしょうし、何かしらの方法で知識や手段を学ぶための修行はやはり必要かなと思います。

私たちは飲食店の経営の経験はありませんが、飲食店の経営者の方々と情報交換をすることは可能です。
そういった方面からコンサルができる会社や仕掛けの達人と組んでやっていくのも一つの有効な方法だと思います!
コンサルや情報交換で餃子ビジネスを盛り上げたい・繁盛するノウハウを得たい・成功したい!という方は、私たちもお手伝いできますので是非お声がけください!

販促で大事なこと…まだまだあります!


ここからはさらに具体的な販促方法をご紹介したいと思います。
繰り返しになる部分もありますが『オリジナル餃子』で成功するための大切なポイントなのでもう少しお付き合いくださいね!

既存顧客の来店率と客単価UPが最重要点!

どんなお店でも新規顧客を増やすのは苦労します。
じっと待っているだけではお客さんは増えませんから広告をうったり、チラシを作成して配布したりと宣伝にお金もかかりますよね。
私たちの直営店舗では、新規顧客対策を行いながら『既存のお客様』にも注目して売上を伸ばすことに注力しています。
来店1回の購入額を上げる事とリピーターを増やす点を重視していますが、実践している内容を少し紹介していきます!

客単価の上げ方とは?

私たちの店舗でお客さんが普通の餃子を1つ買うと、客単価は1,000円くらいです。
この客単価を上げるためにお客さんが他の商品も買ってくれるように仕掛けをしています。
例えば興味を引くような限定品の餃子を一緒に並べておいたり、少し高額なスペシャル感がある餃子を用意したりというのが有効です。
『ついで買い』を誘発するように工夫することで1回の買い物での客単価を上げることに一定以上の効果が出ています。
常に通常商品以外の商品の入れ替えを行ない、お客さんの目を引いて飽きないようにすることでリピーターのお客さんはプラスαの楽しみを期待するようになるんですね。
それが購買欲につながり単価UPを可能にします!

伝え方が大事!購入率が格段に変わる?


店内のポップやチラシでは何よりも餃子の特徴を伝える事が大切です。
どんな餃子で、他とは何が違うのか?どうして美味しいのか?こういったことを言葉で的確に伝える必要があります。
ただし、お客さんは長い文章は読んでくれません。長々とした説明は逆効果になってしまうんです。パッと見たときに興味をそそって「ちょっと食べてみたい!」と思ってもらう工夫が必要。
一発で餃子の特徴がわかるようなわかりやすいPOP作りが売り上げアップに一役買ってくれます。

お客さんに声をかけてみよう!

POPはお客さんの目につきやすい形でわかりやすい場所に配置し、接客のときにはちょっと声をかけてみましょう。
「こちら新商品なんです」「限定の○○餃子で旬の素材を使っています」と一言添えるだけで購入の後押しができます。
POPを眺めているお客さんや商品を手に取っているお客さんに短くてわかりやすい言葉で、あくまでも自然に声をかけて興味をもってもらうんですね。
POPも声がけも、伝え方はとても重要です。

具体的に伝えることを心がける!

お店を営業しているとお客さんから質問を受けることもあります。
「ここの餃子は何が特徴なの?」と聞かれたとき、端的に言うと“カツオと昆布の一番だしを使っているんです”とドーンと打ち出したわかりやすくてキャッチーな説明が1番です。
「カツオと昆布の一番だしって手間暇かかるんだろうな〜」「きっと美味しいんだろうな〜」とお客さんがイメージを膨らませることができますからね。
そのキャッチーな言葉にプラスして説明を添えることがポイントです。
コミュニケーション力を活かして誠意のある伝え方を心がけてみてください!

素材の違いもわかりやすく説明!

「こだわりの素材を使っています」というアピールをするときも、お客さんがすぐに理解できるようにポイントを掴むことに注力します。
例えば『〇〇で育ち、特別なエサを食べて育ったブランド豚の最高の部位を産地直送で仕入れ、こだわりの素材と合わせた〜〜〜〜〜』なんて長々したPRを聞いてピンと来ますか?
ピンとこないどころか、途中で面倒くさくなりますよね。笑
お客さんは買おうと思ってた気が失せて帰ってしまうかもしれません。
それよりも『お米を食べて育った豚!残飯ではなく新鮮なエサで育ったから、臭みがない美味しいお肉です』こっちの方がわかりやすいですよね!
品種の名前だけ聞いてもお客さんはピンと来ないので、何が違うのか?どうして美味しいのか?ということをわかりやすく伝えるだけで十分です。
端的に要点を抑えた説明こそが最高の謳い文句と言えます。

餃子の販促は地道な土台作りから!

立地・リサーチ・顧客獲得・餃子のポジション・POP・接客…etc.
餃子をビジネスとしてやっていこうと考えたとき、ゼロから一人でスタートするのはやはり難しいことが多いと思います。やるからには成功しなければいけませんから、しっかりと準備をした上で進めていくのが鉄則です!
私たちケーフーズは効果的な販促の方法、餃子のプロとしてのノウハウを持っていますので、餃子のOEMだけではなく餃子の販促などについても全力でバックアップいたしますよ。
OEMの餃子を使ったビジネスを考えている場合は、ぜひご連絡ください!