売れる餃子はにんにく入り?それとも抜き?
2020.6.5

オリジナル餃子の餡作っちゃいます。:HOME > 餃子ビジネス売上アップ特集 > 売れる餃子はにんにく入り?それとも抜き?
にんにく入り餃子はNG!は固定概念
動画の概要

今日は私たち直営の餃子テイクアウト専門店の店頭で売っている餃子がどんな餃子なのか、どんな売り方をしているのかをお話ししたいと思います。
店頭では基本的に

・ニンニクが効いた餃子
・ニンニクが控えめな餃子
・限定餃子

この3つを必ず売っています。

この中でニンニクの効いた餃子とニンニクが控えめな餃子の売り上げの比率についてですが、皆さんはどれくらいになると思いますか?

実は売り上げの比率は9:1でニンニクの効いた餃子が売れています。自分でもある程度予想してリサーチもしていましたが、完全にニンニクの効いた餃子が人気でメイン商品です。
意外!という方も少なくないと思います。このニンニク無しの餃子に対する『売れる』というイメージは固定概念がかなり影響していると思うんです。

スーパーでもネットでも売られている餃子のパッケージやチラシなどの売り込みで『ニンニクを気にせず食べられる!』という文言が見られますが、これがニンニク無しの需要が大きいというイメージの元になっています。

ですが50代以上で特に60代以上の方というのは、若い頃にニンニクがごってりと入ってニラもたっぷりなスタミナ餃子をもりもり食べていた世代の人たちで、私たちのお店のお客様の中には正にその年代の方々もいらっしゃいます。

そういったニーズもあって、餃子はニンニク有りを選んでご購入される方がとても多いんです。

ニンニクもニラもがっつりの35年くらい前の餃子というと私自身も強烈な餃子だったというのをよく覚えていますが、時代の流れと共に購買層が減って売れなくなってしまったりして商品の数が減ってしまいました。
周囲でも同一の商品が減ると自然と市場を独占できるようになるので、その1点を目がけて商品を出すと求めていたお客様が集まるようになります。
ニンニク入りの餃子に関しては、これも一つの戦略と考えて直営店では販売をしています。

また、限定の餃子についてはレギュラー商品とは全くの別物です。
餃子に素材や味付けなど商品価値を付けて高額商品として売っていくものが限定品ですから、付加価値を付けて美味しさとその商品の価値を目一杯アピールして売っていくようにしています。
商品によって戦略を考えたり売り方や宣伝方法を変えながら私たちも日々営業していますが、今の所とても順調に右肩上がりで伸びてきています。なのでこの考え方・売り方はちゃんと通用するはずです。

ぜひ、お店の運営の参考にしてみてください。