【餃子の集客方法】広告&値引きの集客は要注意!
2019.6.13

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餃子専門店、ラーメン屋さん、餃子バルなどの飲食店で餃子を取り扱う時、集客の方法として
・広告を出す
・チラシを配る
・値引きをする
というのは一般的だと思います。
ですが、これらの方法で集客を行う場合は『やりすぎ』に気をつけなければなりません。
広告・チラシ・値引き自体がいけないのではなくて、ほど加減が非常に重要なんです。
ここでは、この『やりすぎによる失敗』についてお話ししていきたいと思います!

広告のパワーは一時的!


広告を打ったりチラシをたくさん配ると、その時はお客様が一気に来るようになって売上げも跳ね上がります。
ですが、広告を打った後は元に戻ってしまった…もしくは広告を打つ前よりも悪い状況になってしまった…という事態はよく起こります。
実際に私たちが運営する直営店でも、広告が逆効果になってしまったことがありました。
私たちの店は餃子のテイクアウト専門店で静岡にありますが、この広告・チラシの効果について他の地域の餃子テイクアウトのお店にも聞いてみると同じようにチラシの効果は思わしくなかったそうです。
今は広告を出す事で新規のお客様を捕まえられる時代ではないんですね。

地道な顧客獲得が1番効く!

広告をうって一気に新規のお客様の獲得を狙うよりも、1日5人の新規顧客の獲得を地道に継続して行う方が良い結果に繋がります。
具体的にお話しすると、私たちの店舗で考えると客単価が1,400円くらい。
その想定で1日5人の新しいお客様が来てくれれば、1日で7,000円売り上げが増えます。
ひと月の営業日数である25日分になれば、その月の売り上げは17万5,000円上がる事になります。
ひと月17万5千円アップを継続していけば、年間で210万円の売り上げアップです!

これを実現できれば、下手に広告をうつよりもずっと効果的です。
そして新規で獲得したお客様がリピートして既存顧客として定着し、来店頻度を上げる工夫すれば売り上げが伸びていきます。
継続的な戦略の方がじわじわと効果を発揮する有効な手段だと思います。
地道な努力を惜しまないのが大事です!

チラシの巻きすぎはダメ!


私たちの直営店でも、チラシをたくさん配った事があります。
2万枚、2万5千枚という数を配ったんです。
チラシを配れば確かにお客様は来てくれます。
ですが、チラシを見て来店される方は『安いから』餃子を買いに来るんですね。
この「安いなら餃子を買いに行こうかな」というお客様は、リピートしてはくれません。
店側としてはリピーターになって通常の餃子を買ってほしいんですが、残念ながらそうはならないんです。

行きすぎた値下げ・キャンペーンはNG!

餃子を値引きしてチラシをまいたり、しょっちゅうキャンペーンで安く提供するのは逆効果になる可能性があるというのは、集客をする時にぜひ頭に入れておいてください。
「また値引きしてるんだ」「しょっちゅうキャンペーンやってるから今じゃなくていいや」「安い時に買おう」といった風に、安い時だけ人が集まるようになってしまいます。
獲得したいのは、通常の状態でそれなりの客単価分のお買い物をしてくれるお客様ですよね。
さらに言えば、そのお客様にリピートしてもらいたい!
ですが値引きやキャンペーンをやりすぎると、そういったお客様は離れていってしまいます。
それは絶対に避けたい事態です。
チラシの巻き過ぎ&キャンペーンの頻度にはご注意ください。

餃子ビジネスは1ヶ月の我慢が必要

直営の餃子テイクアウト専門店を運営してきて実感していますが、餃子ビジネスはリピーターを獲得するまでに少なくとも1ヶ月は必要です。
大量に配ったチラシの効果で来店されたお客様が1ヶ月後に来てくれるか?というと、来てはくれません。
「普通の値段ならいらない」「もっと安い餃子がどこでも買える」という事で、お店で定価の餃子を買ってはくれないわけです。
ですので、1ヶ月後にどれだけのお客様が来店してくれるか?来店してくれるお客さんをどうやって獲得するか?という方向に進んでみてください。

どうやって集客するのか?

広告もチラシもキャンペーンも程々に…それならどうやって集客するのか。
実際に私たちが効果があった!と言える方法は、みなさんが『集客』というワードでイメージするものとはちょっと違うかもしれません。
すごく単純な事なんです。

まずは看板!


看板は重要な集客ツールですよね!
どのお店にも必ず看板があると思います。
当たり前すぎて見過ごしがちですが、この看板の威力はすごいんです。
私たちの店舗の場合、看板を変えることでお客様のご来店が10%アップしました!
何を変えたのかというと、とにかく『わかりやすくした』これにつきます。
・何を売っているのか
・どんな特徴があるのか
これが1番大事なことです。
そして目立つこと!

直営店の新しい看板には『生餃子お持ち帰り』と大きく書いて、それ以外は何も無し!
店名は端っこに申し訳程度に入れました。
店の名前はお客様にとってみれば特に重要ではありません。そして私たちも単純に手作りのオリジナル餃子を買いに来て欲しい。
餃子のテイクアウト専門店ですので、「餃子」「持ち帰り」で十分だったのだと思います。
そして看板が目立つように通りに面した目立つ場所に取り付けました。

これで10%アップという効果が出たのですから、看板の重要さを再認識しました。

理想は『紹介』の連鎖!

新規顧客の獲得方法として1番好ましいのは、既存のお客様からの紹介です。
お友達やお知り合いから「ここの餃子美味しいんだよ!」と紹介された方は、他の方法よりも高確率でご来店くださいます。
「美味しいから食べてみて!」「おすすめだよ!」と言われると、知らない店の食べたことのない商品にも手を出しやすくなりますよね。
実は私たちの直営店では、餃子を手土産として買って行かれる方も多いんです。
手土産の定番はお菓子だと思うんですが、お子さんのいる方や毎日ご飯を作る方はおかずになる餃子の手土産を喜んでくださるそうです。
実際に手作り餃子を食べて「私も買いに行こう」とお店に来てくれます。

お店の情報はサラッと渡す

誰かが紹介してくれた時に、ちゃんとお店の場所が伝わる事も大切です。
会話の中で耳で聞いただけだと、店の名前も場所も忘れてしまう事って多いですよね。
なので、私たちは商品と一緒に店の場所や名前がわかるような紙を入れています。
この紙があることで、来店してもらえる率が上がります!
実際にサラッと入れてあった紙の情報を元に「美味しいって聞いて買いに来たの」というお客様がたくさんいらっしゃいます。

やり過ぎ注意!工夫次第で売上増!


なんでも行き過ぎは良くないとは言いますが、餃子の店に関しても行き過ぎたチラシ配りや値引きはマイナスな結果をもたらします。
集客のポイントは意外と身近で簡単なところにあるので、是非そこを抑えて試してみてください。
小さくて地味〜な事でも、積み重ねが結果に結びつくのではないかと思います。
餃子ビジネスはすぐに目に見えるような結果は出ません!
1ヶ月先、2ヶ月先…と、重ねた努力がじわじわ効いて売り上げにつながります。
特にビジネスの最初の段階は小さく始めてコツコツ上っていくのがおすすめです。

餃子で開業したい!オリジナルの餃子を作りたい!手作りにこだわりたい!という方は、ぜひケーフーズ浜松にご相談ください。
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お悩みの方は、まずはお気軽にお声がけください。

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