今日は私たちが行なっている教育について、お話ししたいと思います。
このコロナウィルスの影響が出る前の2月頭あたりから、
ケーフーズ浜松のスタッフにはコロナウィルスの影響で世界的な恐慌が起こるかもしれない
日本経済が止まるかもしれない
といった話をしていました。
なので今のうちにできるだけお店にお客さんをつけよう。
そして取引先を増やそう。
今大変だけど一生懸命やっていこう。
仕事は多くなるけど、今ここで文句を言わずに頑張ればこの先に生き残れる道ができるかもしれない。
なんていう話をして、今の状態から今後のことまで伝えるように努めました。
最初は
「そんな事あるわけないじゃないか」
「気分が悪くなるから聞きたくない」
なんて言葉も出てきましたが、今どうかというとやっぱりこの現実の中でどのようにして会社や店舗が生き残っていけるのか、その道を各々が考えながら仕事をしてくれています。
苦しくなるとか苦しい状況だというのを伝えるのは難しいことでもありますが、そういった事実も経営者がスタッフに伝えることも時には必要です。
その上で従業員・スタッフがここからどのようにして生き残っていくのか、這い上がっていくのか、売り上げをグッと伸ばす事ができるのか、そんなアイディアを出し合いながらやっていくことが必要なんじゃないかなと思います。
店舗の経営・会社の経営にとって粗利益が一番重要になりますが、この粗利益を上げるためには、固定費を下げる・原価を下げる・売価を上げる・客数を増やすこれしかありません。
私たちもこの5月から実店舗の販売で値上げをしました。
丁度コロナウィルスの影響で材料費が上がってきた関係もあったので、一気にここで値上げをかけたんです。本来ならお客さんが少なくなる時期なのでどうかなと思ったんですが、ここで勝負をかけました。
値上げをしたことでお客様が減ってしまったら意味がないので、お客様を減らさないために販促をかけ、店頭での接客をしっかりと行い、リピーター作りに注力する。そして美味しくていつでも安心して食べられる餃子を提供できるようにする。こういったことをより一層意識していく事が大事になります。
ケーフーズ浜松ではスタッフにこういった情報を常に提供して共有しながら店舗を運営しています。経営って結構大変なんだよということをスタッフににも理解してもらいながら一緒に頑張っていくというのも会社・店舗経営には大切な部分。
今休業しているお店や会社さんもあると思うんですが、この休業をしっかりと有効活用して従業員との意思の疎通や教育ということに時間を使いながら経営を考えてみてください。